平成31年1月12日~13日、日本病態栄養学会年次学術集会に参加しました。
介護保険施設に入所している要介護高齢者は6割の方が摂食嚥下に問題を抱えていると報告されていました。
栄養状態の維持や改善には摂食嚥下機能の維持や適切な嚥下調整食による食事管理が重要とされていますが、日本では統一された嚥下調整食分類が存在せず、地域や施設ごとに多くの名称や段階が存在していました。
現在は、基準や名称の統一化を図るべく「日本摂食・嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2013」に沿った、嚥下調整食の提供が求められています。
自施設でも、嚥下食を提供している患者さんは多くなっており、より安全に食事療法が行えるよう、「学会分類2013」に沿った治療食提供に努めてゆきます。