徒然なるままに
- 2024.05.21
- 未分類
はじめまして。
初期研修医1年目の向井周です。
私は子供の頃から日記を書くのが本当に(!) 苦手で、今回初めて研修医ブログを書いているのですが、提出期限を2日過ぎての提出となってしまいました。小学生の頃の夏休みのトラウマが今ひしひしとフラッシュバックしています(学習しろよというツッコミが聞こえてきそうですが…泣)。
このブログを読んでくださっている皆さんはマッチングを近々迎える医学部5、6年生の人が多いのでしょうか。
学生生活も終盤にさしかかり進路や病院選びに迷っている人も少なからずいるかも知れません。医学生向けの初期研修病院比較サイトに記載されている病床数や口コミを参考にしつつ、是非実際に病院に足を運んでその病院の雰囲気を感じることをお勧めします。
私の印象では、同じようなデータプロファイルの病院でも実物を見ると雰囲気や研修医の働き方が全く異なる事が多々あったと思っています。
先日私の同期の小國くんもブログに書いていたように、万人向けの研修病院というものは恐らく存在しません。
研修先を選ぶにあたり、自分はどんな医師になりたいのか?と自問自答しつつさまざまな病院の先生とお話ししてみると、漠然と理想の医師像や、自分の理想の働き方が見えてくるのかも知れません。
私は学生時代に初めて病院見学の機会を頂いたのが音羽病院であり、その際先生方が進路に関する相談にも乗ってくださったので、当院で研修生活を送ることができている事を感慨深く思いつつ、学生生活と、実臨床や研修医の業務の乖離に戸惑いつつ、毎日を過ごしています。
私の最初のローテーションは外科でした。外科での1日のスケジュールは次の通りです。
担当患者さんの病棟回診、身体診察→カルテ記載→(研修医向けの朝レクチャーに出席)→上級医の先生方ともう一度回診→オペ→病棟回診
業務そのものに慣れていないのと、外科の勉強がまだできていないという2点のダブルパンチが災いして5月も半ばに差し掛かる今になってようやく業務に慣れてきた、というのが実情です。
学生時代には糸結びや縫合の機会もほとんどありませんでしたが、外科の先生方がオペ中に丁寧に教えてくださるので、上達しつつあると実感しています。
毎日の朝レクチャーや先生方が教えてくださる事を吸収しつつその知識をよすがに独習して成長できれば、と思っています。
当院は指導上手な先生が多くおられ、文献検索もしやすいため、研修医が勉強するには非常に恵まれた環境が整っています。
また優秀な先輩方や同期に囲まれ、日々刺激を受けつつ切磋琢磨できることも魅力の一つです。
業務の息抜きに、勤務後に同期と食事に行くこともあります。ちょっとした世間話にいつも励まされています。
4月のオリエンテーションを通して医師のみならずコメディカルの同期とも仲良くなることができ、異なる職種の人たちの考え方にも触れることができます。
また当院は交通の便もよく大学時代の友人達ともすぐに会えるため、今までの人間関係を大切にしつつ新しい出会いもある良い環境だと思います。
音羽病院は、様々な縁を大切に、日々研鑽を積むことができる病院なのではないでしょうか。
興味を持ってくださっている方は、一度見学に来てみてください。
いつでもお待ちしています。
写真は、業務終わりに同期と食事に行った帰り道と、ゴールデンウィーク中に京都市内で行われたアーチェリーの西医体に出場した後輩を応援に行った際のものです。
担当:洛和会音羽病院 ジュニアレジデント1年次 向井周