洛和会ヘルスケアシステムは「医療」「介護」「健康・保育」「教育・研究」の総合ネットワークです。

8月20日、ウクライナ キーウ市にある洛和会音羽病院の姉妹提携病院 クリニカ第10病院に支援した医療物資が届いたことを受け、同院のドブシュ院長から写真とともに喜びのメッセージが届きました。そこでは支援に対する感謝が述べられ、高水準の外科的医療サービスを再び提供できる喜びや戦渦においても前を向いて生活する力強さを感じさせる内容でした。
【メッセージ原文[PDF(133KB)]】

準備には医療物資の調達と戦渦にあるウクライナへの送付方法などの選定などに時間がかかり、プロジェクトが始まってから約5カ月という期間を要しました。今回の物資到着により、姉妹提携病院の方々の変わらぬ姿が見られ、陸路での輸送への心配が募っていた当会のプロジェクトメンバーは歓喜しました。

医療物資到着までの経緯

2/24 ウクライナ侵攻が始まり、当会よりメールにてクリニカ第10病院の安否確認
3/末 同院から医療物資不足の現状と支援要請のメールを受信
4/ 1 当会にて支援プロジェクトを立ち上げ、物資調達と現地までの輸送方法を模索
8/ 9 医療物資を当会倉庫から関西国際空港に発送
8/17 関西国際空港からポーランド（ワルシャワ空港）に空輸
8/17(現地時間) 経由地のポーランド（ワルシャワ空港）に到着
8/19(現地時間) 陸路にてトラック輸送にて、ウクライナ クリニカ第10病院に到着