News Release
地域医療連携オンラインシステム
「Dentap48」対象の歯科医院が10月より京都府下に拡大します
発信
洛和会音羽病院 口腔外科では、地域歯科医院と「口腔がんの早期発見・治療のための仕組みづくり」を進めています。
口腔がん死亡率
米国「19.1%」に対し、
日本は「46.1%」なんと2.5倍!
洛和会音羽病院が運営する「Dentap(デンタップ)48」は、“経過観察するべきか、大学病院や病院歯科口腔外科へ紹介するべき病変なのかの判断がつかない症例”や“処置の決断が難しい症例”について、歯科医院から送られる口腔内写真もしくはエックス線画像をもとに、日本口腔外科学会認定の指導医、専門医が所見・対応のコメントを48時間以内に返信するというシステムです。
口腔がんを疑う症例に限らず、通常の診察時に発見した口腔粘膜病変なども対応しており、昨年の5月から始動していた山科エリアでは、すでに40軒の歯科医院に登録・活用していただいています。女性タレントの舌がん手術を機に、歯科医院でも口腔がんの相談が増えており、この10月より、対象を山科区から京都府下一円に拡大することを決定いたしました。引き続き今年度末までは無料でサービスを提供する予定としています。
9月29日(日)には「なぜ、今、口腔がん検診か?」と題した地域の口腔がんを考えるシンポジウム(主催:一般社団法人 口腔がん撲滅委員会)が京都で開催されるなど、社会の関心も依然として高く、周辺の大学病院からの問い合わせもいただいております。今後の地域医療の発展と患者さんへ最良の医療を提供するため、さらなる活躍の場を広げてまいります。
印刷は下記のPDFをご利用ください
お問い合わせ
洛和会ヘルスケアシステム 企画広報部門 担当:岩井
TEL:075(594)8488 FAX:075(501)4583