日本アフェレース学会学術大会に聴講参加してきました。現在、日本で広く行われているGACPなどのCAP療法やLDL-アフェレーシスなどは安全性が確立してきておりどこでも安全な治療を行うことができる環境になってきています。
しかし日本の超高齢化や医療の多様化により今までは施行していなかったもしくは症例の少なかった高齢者や免疫抑制治療を行っているなどの特殊な背景を持った患者さんが増えてきておりその人たちに如何に安全で効果的な治療を行っていくのかかが今後の課題であると知りました。
当院の患者層も年々後期高齢者や認知症患者さんが増えてきています。安全・安心な治療を提供するために当院でもさらなる工夫や環境整備が必要であると考え今学会で学んだことを臨床の場で活かしていきたいと考えています。