京都臨床工学技士部会が主催するインシデント対策をテーマにした講演会で、音羽記念病院代表の講師として参加させて頂きました。
他の病院から来られた講師の方々と一緒に、それぞれ自分の所で実際にあったインシデント事案とそれに対する対応事例を発表し合い意見交換を行うという目的の講演会で、他の病院での様々な取り組みを聞き、自分の中でも医療安全に対する意識がより高まりました。
また、自分の発表の際にも会場全体が発表している内容に興味を持って聞いてくれているという姿勢がハッキリ分かり、発表する自分も緊張して身が引き締まる思いでした。次回も次にこのような発表の機会があれば、今回よりももっと良い発表がしたいと思います。
今回はコロナ過の中での講演会の開催だったため、インターネットでのビデオチャットサービスであるZoomを併用し、会場とビデオチャットの複合型という新しいスタイルで講演会を行いました。最初はどうなることかと感じましたが、講演会後半に発表した内容を基にしたディスカッションの時間が設けられたのですが、その際にネットのビデオチャットからも積極的に質問があり、また会場でも各病院で実際に取り組んでいるインシデント対策に関する質問が多くあり、実際に会場で集まって行う講演会と全く遜色がない内容だったと感じました。ただ残念だったのが、ネットの通信状況が悪い所もあり、ビデオチャットで参加できなかった病院もありました。今後も同様のスタイルで講演会を行うとするならその点が改善点だと感じました。
今回この講演会に参加したという機会を通じて自分はより一層成長したという実感があり、講演会に講師として参加して良かったととても感じました。