山科警察署と連携し地域に貢献
京都府山科署管内では、高齢者をターゲットにした特殊詐欺が今年に入って8件発生（5月末現在）しており、被害総額は約2億5,700万円と危機的な状況が続いています。
この度、京都府山科警察署から高齢者の特殊詐欺を防止するため「特殊詐欺警戒情報の発信」で当会に協力要請があり、7月10日より、洛和会音羽病院、洛和会音羽記念病院、洛和会音羽リハビリテーション病院、介護事業部で特殊詐欺被害防止対策として以下のような取り組みを実施しています。
山科署管内から警戒情報の依頼を受けた場合
・洛和会音羽病院、洛和会音羽記念病院、洛和会音羽リハビリテーション病院のデジタルサイネージやアナウンスにて、一般患者さんに注意喚起を行います。
・当会のホームヘルパーが利用者さんの家に訪問し、高齢者に特殊詐欺への注意を呼び掛けます。
介護事業部では、山科区内で活動するホームヘルパーの携帯端末に警戒情報を一斉送信し、通常業務を通じて、リアルタイムで発信を行っています。
・防犯クリアファイルで注意喚起
診察券などを入れるクリアファイルを活用し、一般患者さんへ特殊詐欺に対する警戒を強めていただく。
また、取り組みとして当会のホームヘルパーと京都府山科警察 生活安全課の担当者が利用者さんの家を訪問し、特殊詐欺の手口や、被害防止方法などをわかりやすく説明しました。
利用者さんは「さまざまな特殊詐欺のケースがあって驚きました。改めて、詐欺には気を付けていきたい」と話しておられました。
当会は、今後も山科警察署と協力し、地域の皆さんが安心して暮らせるよう詐欺撲滅に尽力してまいります。
公開日時 : 2024年07月12日 (金)
