障がい福祉のあり方を問う ~やさしい社会の創造に向けて~

11月16日、洛和会音羽リハビリテーション病院テラス棟1階 らくまちテラスで、「ドガーム」×「KISA2隊」×「洛和会」による「デンマークでの経験から障がい福祉のあり方を問う」をテーマにしたワークショップが開催されました。オンライン配信を含め、多くの方々にご参加いただき、福祉について深く考える貴重な時間となりました。

第一部では、デンマークで福祉を学び、結成された「ドガーム」の皆さんが、現地での体験や日本での活動について講演してくださいました。また、我が子が少しでも使いやすく、介助する人も便利な工夫が満載の「車いすリュック」に込められた思いのお話など、障がいのある人とヘルパーの新しい関係性や、できないことは何もないとの考えで、多くのことに挑戦された体験等について話されました。参加された方々は熱心に聞き入っておられました。

次に、障がい福祉事業部の職員から当会が進める障がい福祉事業についての紹介をさせていただきました。日常生活を支える具体的な取り組みや、地域社会との連携について発表しました。

障がい福祉事業の説明を行う職員

第二部では、KISA2隊の方がファシリテーターを務めパネルディスカッションが行われました。医療・福祉・教育の各分野からさまざまな視点が共有され、それぞれの立場から障がい福祉に対する課題や可能性が語られました。

 

最後の懇親会では、クックデリ株式会社から食品の提供をしていただき、参加された方々は、明るい雰囲気の中、食事を楽しまれていました。

 

当会はこれからも地域の皆さんと協力し、障がい福祉のさらなる充実と「やさしい社会」の実現に向けて精進してまいります。

ドガームの皆さんとらくの助

 

 

公開日時 : 2024年12月17日 (火)

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