第1回地域医療勉強会を開催しました

2025年1月29日、洛和会音羽リハビリテーション病院のらくまちテラスにて、地域医療に携わる医療従事者・介護従事者を対象とした「第1回地域医療勉強会」を開催しました。本勉強会は、在宅医療に関する知識と技術の向上を目的としており、今回は「在宅における心不全や発熱の診かた」をテーマに、当会の医師2人がそれぞれ講義を行いました。

医師の実体験をもとに実践的な講義を展開

講義では、洛和会音羽リハビリテーション病院在宅医療支援センターセンター長稲井理仁（いないよしひと）と洛和会音羽病院総合内科部長兼教育センターセンター長谷口洋貴（たにぐちひろたか）が、在宅医療の現場で直面するケースを実例とともに解説。単なる診療技術だけでなく、終末期のケアや患者さん・ご家族との向き合い方など、在宅医療に必要な総合的な視点についても語られました。会場には医療・介護関係者が集まり、オンラインでもライブ配信を実施したことで、より多くの参加者に情報を届けることができました。

活発な意見交換で実践的な学びの場に

勉強会の後半では、司会の洛和会音羽リハビリテーション病院副院長山崎武俊（やまざきたけとし）も加わり、講師と参加者による情報交換会を実施。会場だけでなく、オンライン参加者からも積極的に質問が寄せられ、活気に満ちた議論が展開されました。現場のリアルな悩みや課題が共有され、参加者同士のネットワーク構築にもつながる貴重な機会となりました。