救急現場の“知りたい”を共有!病院×消防がざっくばらんに語り合い、顔の見える関係へ
2月27日、京都市中京消防署と洛和会丸太町病院の共催で「救急よろず相談会」が、洛和会丸太町病院をメイン会場とし、オンラインも活用したハイブリッド形式で開催されました。
当院の医師や看護師、中京消防署の救急救命士に加え、各消防署の救急救命士など、多くの関係者が参加しました。
始めに、洛和会丸太町病院 副院長で救急・総合診療科の上田剛士がバイタルサインの重要性について話題を提供。救急医療の現場でどのように活用すべきか、実際の事例も交えながら、ざっくばらんに意見を交わしました。
その後の相談会では、事前アンケートを元に症例ごとの対処方法や判断基準について具体的な相談を取り上げ、参加者同士の意見交換が活発に行われました。
また、消防署員から現場での困りごとや日頃感じている疑問などの話題も上がり、病院側と忌憚のないやり取りが行われました。
こうした対話を通じてより実践的な知識の共有が進み、救急対応の精度を高めるきっかけとなるよう願っています。
当会はこれからも地域と連携し、より良い医療の提供を目指してまいります。
公開日時 : 2025年03月17日 (月)