第10回日本腎臓リハビリテーション学会学術総会に参加する機会を頂きましたので、報告させていただきます。
その中で、腎臓リハの研究の歴史は浅く、論文や研究本数が少なく、十分なエビデンスが得られていないと言われていました。また一般演題において外来透析患者の多くが可逆的なフレイルという状態で入院が身体的フレイルにより不可逆的な要介護状態となり、今までの生活が維持できなくなることが多いとの報告がありました。
当院においても外来透析に通院中の患者様もおられるため、外来患者様の身体的と入院患者様の身体的特徴を取られていくことが必要と感じました。またフレイルの状態を早期に発見し、運動指導を適切に行っていくことが早期退院、早期外来通院再開のために重要であると感じました。