大切な人を思う救急の日!救命講習を実施
9月9日救急の日を前に、9月8日地下鉄東西線山科駅改札口前「音の広場」にて、洛和会音羽病院の救急救命士と看護師が山科消防署の救急救命士と共に、地域の方に向けて救命講習を行いました。
講習会は、地域の方々に救命への正しい理解と認識を深めていただくために毎年開催しています。会場では、身を乗り出して話を聞いている方もおられ、質問が飛び交う場面もありました。
1人およそ10分間、倒れている人を見かけたときの対処法として胸骨圧迫(心臓マッサージ)、AEDの使い方を確認しました。当会の救急救命士によれば「胸骨圧迫(心臓マッサージ)は、アンパンマンのマーチやBTSのButterのテンポを意識するとバッチリ。救急車が到着するまで頑張って絶え間なく続けることが大事です」とのこと。
倒れている人を見つけたら
- 周囲の安全を確認する
- 倒れている人に声を掛け反応がなければ、周囲に応援を要請する(119番通報とAEDの手配)
- 呼吸を確認し、呼吸が無かったり普段通りの呼吸でなければ胸骨圧迫を行う
- AEDを使用し、救急隊が到着するまで胸骨圧迫を続ける
会場では希望者に、小児に対する心肺蘇生方法のレクチャーも行いました。参加された小さなお子さんを連れたお母さんは「いざという時に動けないと思うとすごく不安。機会があったらまた参加したい」と話していました。
「お母さんに何かあったら助けなくてはいけないから」と頼もしい小学生の参加もありました。親子で講習を受けた後には、消防局のユニフォームとDMATの制服を試着できるブースで各自撮影会が行われました。
受講終了後は、参加者すべてに「救命講習参加証」をお渡ししました。
およそ2時間、老若男女問わず多くの方々に参加いただきました。
今後も救命講習を継続していきます。大切な方のもしもの時のために救命処置を確認しておきましょう。
公開日時 : 2024年09月10日 (火)