らくの助、旗になる|TOP MESSAGE vol.9

石川県七尾市にある、けいじゅヘルスケアシステム恵寿総合病院(神野正博理事長)を訪問しました。私と同世代で、消化器内科でご活躍されている神野正隆理事長補佐にもご案内いただきました。恵寿総合病院では、正隆先生のもと、さまざまな取り組みをされています。驚いたことにクリニカルパス適用率(疾患ごとに定めた治療スケジュール工程に基づく運用率)は95%!さらに、院内は「張り紙ゼロ」を徹底しています。必要な掲示物を1カ所に集約することで、きれいな施設を維持して利用者満足度を高めています。居心地のいい空間でした。さすがグッドデザイン賞!

京都府と石川県は移動が長距離になりますが、洛和会ヘルスケアシステムでは移動中もノートPCなどから決裁処理ができるワークフローシステムを導入したため、移動時間も執務に当てることができました。当会では、全職員に対してoffice36品を導入(約6,000アカウント)し、洛和会丸太町病院へは先行して業務用iPhoneの全職員導入を進めたほか、洛和会本部をフリーアドレス化し、ペーパーレスを実現しています。法人内はビジネスチャットにMicrosoftのTeamsを活用することで、電話やメールを使わずチャットでのコミュニケーションに移行し、会議もオンライン化しています。

恵寿総合病院では、今回の訪問時に洛和会公式キャラクター「らくの助」の旗を製作いただき、旗を立ててのお出迎えを受け、また電光掲示板(サイネージ)のメッセージでも歓迎いただきました。さらに、ご用意いただいた旗をお土産としていただき、おもてなしの精神に感銘を受けました。

そんならくの助ですが、このたび、「らくの助ONLINESTORE」を、ネットショップSTORES上に開設し、これまで交通安全のために職員や地域に配布していた反射キーホルダーや、ばんそうこう、ぬいぐるみなど、キャラクターグッズを一般の方にも購入いただけるようにしました。グッズの収益は病気と闘う子どもとそのご家族を支える機関へ寄付を予定していますので、ぜひお買い求めください。〈https://raku ra ku st.stores.〉pj

当会では、職場の推薦と本人の希望があれば参加できる、職域横断の若手塾(研修)を通年で開催しています。前回のテーマは、ミッション・ビジョン・バリューとしたところ、ミッション「人生100年を考える」ビジョン「らくの助があなたの生きるを支えます」という発表をしてくれたチームがありました。バリューは、「親子が安心できる環境を提供する出産~保育、未来のための教育~研究、予防で笑顔と健康をサポード幅広く質の高い医療、さまざまな事業と連動した寄り添う介護、みんなが愛するらくの助」と位置付けてくれました。

引き続き、日本の先進的な取り組みを学ぴ、ともに良い社会を作っていくために、職員一丸となって取り組んでいきます。