新年のごあいさつ|TOP MESSAGE vol.14
2025年の洛和会75周年に向けて、まずは職員のイベントから盛り上げていこうということで、若手職員に聞いてみたところ、東京ディズニーランドかユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に行きたいという声が多く、コロナ禍で頑張ってきた職員が笑顔になればいいなと考えて、USJに行く企画を立てました。
計画を作り込んでいく中で、コロナ禍でしばらくできていなかった職員イベントの福利厚生予算を集約させ、また一部自己負担がある形で組めば、このイベントは実現できると判断。そして、家族・友人も含めて7,000人が参加できるUSJ貸し切りイベントを本年6月30日に実施しました。
当日は、たくさんの職員がいることがうれしく、特に夜の2時間は全エリア洛和会関係者だけとなり感慨深いものがありました。
一気に大勢の職員の家族、子どもと会える機会はなかなかないので、みんなの笑顔がたくさん見られたり、子どもから直接お礼を言ってもらえたり、理事長冥利に尽きる1日で、私も幸せな時間が過ごせました。
もちろん、私たちの職務は性質上、365日患者さん利用者さんに必要とされています。イベントの実施が1日だけの場合、当日働く職員は参加できないことになります。そこで、当日勤務になった職員についてはカタログギフトをプレゼントするという工夫によって、実施にあたってのハードルを乗り越えました。改めて当日出勤していた全ての職員に感謝します。できない理由をあげるのではなく、どうすればできるかを考え、挑戦すればできるんだということを示すいい機会になりました。
私としては、全職員6,441人のパワーを感じましたし、職員を支える家族の大切さも改めて認識しました。
「職員を大切にするということはその家族も大切にすることだ」という矢野一郎会長が理事長当時に実践してきたことの重要性を改めて実感しました。今後もこれまでとなんら変わらずに、職員とその家族が幸せでいられる組織、笑顔が絶えない組織を目指します。