第10回腎臓リハビリテーション学会学術集会へPT2名、OT1名で参加させていただきました。
かつて透析患者さんは安静にすることが治療のひとつと考えられていましたが、近年では積極的に運動することが推奨されるようになっています。
今回の学術集会でも、運動療法を含めた包括的な関わりにより身体機能や運動耐容能、ADLが改善に至ったという報告が多くあり、本院患者さんの運動療法や多職種とのかかわり方を検討していく際に参考になる症例報告・講演が多くありました。
また、高齢化する透析患者さんの多くが抱えている低栄養によるADL低下という問題に対し、栄養療法と運動療法の併用が重要であるという認識が高まってきていることを強く感じた学術集会でした。