看護業務実習(オリエンテーション最終話)

看護業務実習(オリエンテーション最終話)

こんにちは。
初期研修医一年目の齋藤です。

4月のオリエンテーション期間内での看護業務体験についてお話させていただきます。
私達1年生は午前8時30分から午後5時15分までの日勤帯と、午前0時から翌朝の午前9時までの夜勤帯の看護業務に携わり、1日の流れを直接体験することができました。
私は、最初の研修科である呼吸器内科の病棟で看護業務実習をさせていただきましたが、看護師さんは、昼夜を問わず休む暇が無いぐらい忙しいことが分かりました。

日勤帯は朝からペアで回診を行い、カルテを記入しながら適宜ナースコールに対応し、その間に退院の手続きをしていく。それらの様子は一切無駄が無いように思いました。
昼の食事に関しても、配膳車が運ばれて来るとすぐに介助が必要かどうか、エプロンをつけてあげるかなどの仕分けがスムーズに行われていました。午後もおむつを替えたり、入院の手続きをしたり、ルートを確保したりするなど、日勤帯が終わるまでフル回転で働いていることが分かりました。
夜勤帯についても、常にアラーム音やナースコールに対応しておられたため、患者さんがほとんど寝ていたとしても、忙しい状況は変わらないことを実感しました。軽いせん妄や、苦渋を訴える患者さんに対しても冷静に対処されている様子は頼もしく感じられました。

この体験を通して誓うことは、まずこの2年間は患者さんとは当然のこと、看護師さんや他の職種の方とも積極的にコミュニケーションをとっていくことです。そのためには病棟へ数多く足を運ぶことが最も重要だと思っています。この経験を忘れず初期研修を行なっていきます。

看護業務実習(オリエンテーション最終話)
※写真は患者さんが食べ終わった食事を配膳車に戻すところです。

担当:洛和会音羽病院 ジュニアレジデント1年次 齋藤卓也