基本的臨床能力評価

基本的臨床能力評価

先週は全国的に大雪に見舞われましたが、皆さんがご無事でお過ごしのことを心から願っております。
音羽病院のある山科区は山で囲まれており、素晴らしい雪景色を楽しむことができました。
忙しい診療の合間に、この様な景色で心を癒すことができるのも音羽病院の良いところだと感じています。こちらは図書館からの景色です。

基本的臨床能力評価

さて、今回は全国の研修医の過半数が受験している基本的臨床能力評価試験についてお話しさせていただきます。
この試験は、CBT(Computer Based Testing)形式で80問を120分かけて解きます。私は1年生のちょうど今頃に1回目の受験をし、先週末(1/28)に2回目の受験をしました。

問題は、医学知識もさることながら、臨床現場での判断やコミュニケーション、医師としてのプロフェショナリズムを問うものもあり、2回目でも解答に悩む問題が多くありました。
動画を用いた問題も出題され、国家試験よりもより臨床に即した問題となっているため、日々の研修の充実度の良い指標になるテストだと感じています。

私の成績はさておき、音羽病院はこの試験で比較的好成績を収めていて、昨年は約650病院中の8位、一昨年は3位と毎年上位にランキングされています。優秀な先輩方の輝かしい成績に続けるよう努力しましたが、その成果はまたのお楽しみです。

教育に力を入れている病院であれば、おそらくこの試験を受験することになると思います。音羽病院の研修医になればもちろん受験することになります。研修医になっても客観的な評価を受けたいという方はぜひこのような試験も導入している音羽病院での研修を検討してください。

皆さんの見学を研修医一同楽しみにしています。

担当:洛和会音羽病院 ジュニアレジデント2年次 西山大喜