あたたかいご指導
- 2023.06.27
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初期研修医2年目の國分です。
蒸し暑くなってきましたが皆さまお元気でしょうか。
ブログを読んでいただきありがとうございます。当院での研修生活について知っていただくためにブログが一助となっていればとても嬉しいです。
さて今回は、当院での指導の様子について少しお話します。
2年目になると、1年を通して3回、1年目に向けた朝レクチャーを担当します。先日1回目のレクチャーを行いました。
テーマは、私自身が小児科志望で、挿管まで要した初発の複雑型熱性けいれんの症例を経験したことから、勉強のためにも熱性けいれんにしました。
また、以前の小児科ローテ中に、小児科の先生に直接ご指導いただきながら熱性けいれんへのアプローチ法やオーダーセットを一緒に作成していましたので、発表の際にそちらもあわせて紹介しようと考えました。
自分でまず発表スライドを作って、オーダーセットを一緒に作ってくださった小児科の先生に相談したところ、修正点がないかスライドを科内で共有いただいたようで、先生方から口頭やメモでコメントをいただきました。
発表の準備期間中、小児科をローテしていたわけではありませんが、医局内などで質問させていただいた際にも丁寧に答えていただき、自分でもその都度勉強しながら、内容のブラッシュアップができました。
小児科の先生方にサポートいただいたおかげで、目の前で小児の熱性けいれんに遭遇した際にきっと役に立つ内容になったのではと自負しています。突然やってくる小児けいれんの診療に役立てたいです。
朝レクチャー終了後も、追加の質問に答えてくださり、次のテーマ何がいいかな、小児のPAT評価がいいかな、小児虐待も大事だよね、また考えていきましょうと熱いお言葉もいただきました。
こうした指導は、小児科に限ったことではなく、他の科でも、自分が知りたい・やってみたいと思ったことに対して、応援してくださる文化があると感じています。
関連のある本や印刷した資料を自分の机に置いていってくださることもあり、また、総合医局であるからか、普段からコミュニケーションがとても取りやすいです。
自分からお話に伺う頻度と同じくらい、先輩先生方自ら、発表準備どう? 分からないことある? 担当患者さんのこと大丈夫? と声をかけてくださいます。
ぜひ、こうしたあたたかい指導の様子を見学で感じていただきたいです。
当院での研修に少しでも興味をもってくださった方、マッチング前にもう一度現場を見てみたい方、ぜひ見学にお越しください。
遠方の方には、研修医とざっくばらんに話せるオンライン面談会も個人的にすごくおすすめです。
皆さんとお話できることを楽しみにしています。
担当:洛和会音羽病院 ジュニアレジデント2年次 國分杏奈