外科手術と面接試験のアドバイス

外科手術と面接試験のアドバイス

皆さんこんにちは、研修医1年の近藤です。

マッチング試験の履歴書締切も過ぎ、いよいよ始まりますね。
一つ面接のアドバイスをするなら、「ゆっくり、ハキハキ堂々と話す」ことができれば、はなまる満点です。緊張はしますし、採用する側もそれは理解していらっしゃいます。
皆さん悔いのないよう頑張ってください。陰ながら応援しています!

さて、6年生には合格後のイメージを掴んでもらうために、4・5年生にはこの病院の様子を少しでも知ってもらうために、僕が今研修している外科についてお話しさせていただきたいと思います!

当院で行われる外科の手術は、胃癌、結腸癌、直腸癌、膵癌、ヘルニア、虫垂炎、肛門疾患、乳癌、下肢静脈瘤などがあります。

基本的に研修医の仕事は大きく2つあり、1つが腹腔鏡下手術時のカメラ持ちです。外科の先生方が素早く丁寧な手技をするためのとても大切な役割です。
この病院の先生方の手技は澱みなく、とても丁寧で美しく、毎手術新しい発見があります。僕自身、学生の時は長くていい印象がなかった外科手術ですが(笑)、実際に手術に関わると時間を忘れるほど充実しています。

外科手術と面接試験のアドバイス

もう1つは、下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術を研修医が執刀します。
人によって裁量は変りますが、エコーを用いて大伏在静脈や小伏在静脈に穿刺してカテーテルを挿入します。
なかなか他の病院では学べない手技で、エコーの持ち方や穿刺する角度など、どの診療科に行っても応用できる大切な技術を学ぶことができます。

外科の先生方は皆優しく、分からないことや手術の手順など熱心に教えてくださります。
埋没縫合も研修医に任されることが多く、何もせず見ているだけで手術が終わるなんてことはまずありません。また周術期管理も研修医が行うことが多いので、内科的にも勉強になります。

ぜひ当院で最高の外科ローテを送ってくださいね!!

担当:洛和会音羽病院 ジュニアレジデント1年次 近藤輝