臨床研究ワークショップ

臨床研究ワークショップ

皆さんこんにちは、研修医1年目の林です。
9月半ばに入り早く暑い夏が終わって欲しいと毎日思うこの頃です。

今回は日常のローテーションと少し離れたお話をしようと思います。

音羽病院では臨床研究にも力を入れており、洛和会学術支援センターという研究サポートを行っている部門があります。
つい先日、研修医向けにワークショップがあったのでご紹介したいと思います。

臨床研究に触れてもらうという趣旨のもと開かれたワークショップですが、私は何をするのか知らずに参加し、まず配布された資料はずらりと羅列されたデータでした。
午前中はデータの解析・統計方法について復習です。χ2検定やt検定、P値などが出てきて、「一般教養でやったなー」、「めっちゃ計算頑張ってたなー」と同期と懐かしみながら、解析ソフトを用いて計算する練習をしました。
コンピューターって便利で賢いですね…。

臨床研究ワークショップ

昼からは、グループワークでした。
講師の先生が用紙してくださった実際の臨床データを解析して一つの結果を導き出し、実際の研究発表のようにプレゼンをするというものでした。
先生がおっしゃるには、2日くらいかけて準備するみたいです。それを午後の時間だけで仕上げるなんてほんまかいな!と思いながらもなんとかプレゼンするまでには至りました。
ほとんど先生のフォローありきでしたが(笑)

最初はただデータが並んでいるだけなのに、有意な一つの結果を導き出せるというのはともて面白く、実際のデータ解析による臨床研究を体験できるワークショップでとても面白かったです。
研究って実際どんなことするのか分かっていなかったので、研究に少し興味が持てる良い機会だったなとしみじみ…。

臨床研究ワークショップ

音羽病院では研修医からでも臨床研究の相談ができ、そのサポートをしてくださいます。
臨床はもちろんしっかり勉強したいけど、研究もやってみたい!という方は是非音羽病院へ!!

見学お待ちしております

担当:洛和会音羽病院 ジュニアレジデント1年次 林知毅