小山の大蛇、年毎に来たり -山科区 小山 二の講-

小山の大蛇、年毎に来たり -山科区 小山 二の講-

小山の大蛇、年毎に来たり -山科区 小山 二の講-

洛和会音羽病院洛和会音羽記念病院洛和会音羽リハビリテーション病院をはじめとして、当会の多くの施設が事業を行う京都市山科区ですが、小山地区に「二の講」という伝統行事があります。

このようにワラで編んだ大蛇を祭り、山の安全と豊作を祈る神事です。南北朝の時代、内海景忠という武士が小山の里を荒らす大蛇を退治し人々を救ったという伝承があり、
南北朝時代からの、すなわち700年の伝統があるとか。毎年2月9日に行われるこの行事は、山科区で唯一の登録文化財となっています。

山科区で事業を行う当会としては、参加せぬわけにはいかぬと、本年の二の講へお邪魔させていただきました。

ワラです。でき上がった大蛇を購入するのではなくて、皆さんがこの大量のワラから10メートルを超える大蛇を制作するのです。よって、朝から作業を行います。

「イチ、ニ、サン!」顔にあたる部分から、髪の毛を編むようにぐるぐるぐるぐる。協力して作業を行う姿はさながら当会の多職種連携のようですよ(こじつけ)。

きつく編まないとほどけてしまうし、ワラを握り続けねばなりませんから、想像以上に大変な作業です。…と、参加された方が仰っていたのであって、筆者が作業を行ったわけではありません。筆者はちょっとゴミを集めたりワラをまとめたりしただけです。次回はぐるぐるしたいと思います。

青空の下、縄が編みあがりました。毎年天気が悪いそうですが、本年は2月とは思えぬ暖かさ。

~お昼休憩~

午後は神事を行います。台座作りのひとコマ。

「考えてみたら、18年もこの作業しとるわ。皆勤やで」

「18年程度じゃ、まだまだ青いやろ」

伝統行事らしい? 会話の中、作業を行います。

大蛇が完成しました。一連の作業からの完成品は一種の芸術です。

お清めいただいて、冒頭の写真となります。一日がかりの大仕事、誠に地域の行事という印象を受けました。当会も地域に根付く者として、一層皆さんとの縁を深めていく所存です。

<インフォメーション>
小山 山の神の大蛇
〒607-8108 京都府京都市山科区小山中島町6-1

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