まちのお店紹介|つぼ焼き芋 京都やましな 善都

まちのお店紹介|つぼ焼き芋 京都やましな 善都

つぼ焼き芋 京都やましな 善都(京都市 山科区 四ノ宮)

今回訪問したのは、京阪四宮駅から徒歩2分。2022年6月にオープンした「つぼ焼き芋 京都やましな 善都」さん。伝統工芸士が一つ一つ丁寧に手作りした専用のつぼを使って焼き上げた、しっとりと柔らかい食感が自慢のつぼ焼き芋を販売されています。

田村店長におはなしを伺いました!

店長 田村典子さん

高齢者が好きで広がった縁

Sサイズ( 150g ) 350円  Mサイズ(200g ) 400円  Lサイズ(250g ) 450円  ※全て税込

前職では、左京区の法人で介護職や介護支援専門員として高齢者と関わっておられた店長の田村さん。「もっと幅広く、マイペースに高齢者の方と関わりたい」と熟慮し、農家を営んでいた祖父との思い出がある焼き芋のお店を開くことを決意。岐阜県でつぼ焼き芋の師匠から焼き方を教わり、山科にある貸し農園での販売を経て、2022年、現在の場所に「つぼ焼き芋 京都やましな 善都」として開店しました。

甘い芋は鳴く!?

じっくりと2時間ほど焼く

シルクスイートや紅はるか、鳴門はるかなど数種類のさつま芋を仕入れており、常温・冷やし・冷凍つぼ焼き芋の3種を販売。干し芋や豆乳を使ったスイーツもあり、小麦や卵アレルギーで甘いおやつが食べられない方からも人気です。つぼ焼芋は、さつま芋に含まれる蜜が急激に沸騰すると中身が飛び出てしまうため、10~15分ごとに一つ一つ芋の向きを変えたり、揉んで硬さを確認したりして火の通り具合を調整されています。特に蜜が多く、焼き加減が難しいさつま芋は、焼く時に「ピー、ピー」と高い音が鳴るとのこと。炭の火加減を種類別に管理しながら、つぼの反射熱でじっくりと焼き、皮を焦がすことなく、しっとりと焼き上げる職人の技が光ります。

ふと立ち寄れるコミュニティ

店舗販売以外にも、マルシェや幼稚園などの訪問サービスに力を入れている田村さん。気楽に交流できる地域のコミュニティを作るため、ヨガインストラクターの資格も取得されました。ボランティアでお寺などでもヨガレッスンをされているそうです。「焼き芋やヨガを通して、人とのつながりを幅広く大事にしていきたい」と、地域に根付いた仕事やコミュニティ活動に向けての心意気を語ってくださいました。今後もますます目が離せません。

 

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Shop information

〒607-8029
京都市山科区四ノ宮大将軍町14-1
TEL 080(5320)6240

[ 営業時間]11:00~19:00
[定休日]毎週水曜日
[アクセス]京阪「四宮駅」から徒歩2分

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