法人内感染管理認定看護師コースを新設 ~感染管理の強化と後進育成を目指して~
洛和会ヘルスケアシステムでは今年度、医療部門において「法人内感染管理認定看護師コース」を新設しました。このコースは、感染管理に強い組織体制の構築を目的とし、感染管理特定認定看護師の後進育成を目指すものです。オンライン研修と対面集合研修を組み合わせた内容で、年に1回開講されます。
集合研修では、当法人に勤務する感染管理特定認定看護師が講師を務め、オンライン研修を修了した看護師たちが参加しました。研修内容は、サーベイランス(調査監視)やクラスター・アウトブレイク対応といった実践的なテーマを中心に、ケーススタディを交えた形式で進められました。特にコロナ禍以降、クラスターの初期対応や職員自身の防御の重要性が高まり、実践的な知識が求められる中、この研修は受講者にとって大きな学びの場となりました。
洛和会音羽記念病院 3病棟
主任 三島 瑠美(みしま るみ)
感染症についてさらに勉強したいという思いで、師長からの推薦を受けて参加しました。普段は透析の医療療養病棟に勤務していますが、今回の研修では事例を通して具体的な状況を学ぶことができました。同じ病棟で働くスタッフや患者さんを守るためにも、さらに感染症の知識を深めたいと思います。
当会では、今後も安全で安心できる医療環境の実現を目指し、さまざまな研修や取り組みを進めてまいります。
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公開日時 : 2024年12月13日 (金)