感染症の理解をさらに深めるため
山科医師会と洛和会音羽病院が連携会を開催
12月2日、洛和会音羽病院で「感染対策病診連携の会 第2回合同カンファレンス」を山科医師会・洛和会音羽病院の共催で行いました。今回は新型コロナウイルス感染症の拡大を懸念し、オンラインでの開催となり、地域の開業医さん15人が聴講しました。
開会にあたって、洛和会音羽病院 院長 神谷亨があいさつした後、同院 感染症科 副部長 兼 部長代理 井村春樹が最新の新型コロナウイルス感染症治療や山科区でのインフルエンザの流行状況、さらには同院における両感染症の検査方針などについて話しました。
合同カンファレンスでは、洛和会音羽病院での新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスの混合感染の事例や、さきほど開始された新型コロナウイルス陽性者の全数報告登録に関する行政の指示についても意見や質問がありました。
新興感染症を想定した訓練では洛和会音羽病院 感染防止対策室 次長 井上通人が個人防護具の着脱について、同院で運用されている方法を記録した動画を共有し、脱ぐ際の曝露防止を徹底してもらうよう、呼び掛けました。
閉会にあたり、山科医師会会長 安井仁先生(安井クリニック 院長)にごあいさつをいただきました。
今後も洛和会音羽病院は山科医師会など地域の医療機関と連携し、地域全体で感染症に対応できる暮らしやすい町づくりに貢献してまいります。
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公開日時 : 2022年12月09日 (金)