エコー検査研修

エコー検査研修

こんにちは。
初期研修医1年目の石橋です。

セミの鳴き声が聞こえるようになり、いよいよ夏本番ですね!
6年生の学生さんはそろそろマッチングの願書を提出し、試験に向けての準備を始める頃でしょうか。また、5年生の学生さんは夏休みの見学を前に心躍らせている頃かもしれませんね。

さて、今回はエコー検査研修についてご紹介させていただきます。
エコーは侵襲もなくCTなどと比較して簡便な検査ですが、検者の知識や力量が試されます。
ERで上級医や先輩の先生があてておられるのを見て、同じようにエコー検査をできない自分に歯痒さを感じていました。

そんな僕たちのために、腹部エコー、心血管エコーを検査技師さんから教えていただける研修が7月から始まりました。希望制で日勤の業務後17時から研修医2人1組で教えていただくのですが、7月の枠はあっという間にいっぱいになるほどの盛況ぶりでした。

エコー検査研修
腹部エコーでは基本的なところから、肝臓、胆嚢、腎臓、膀胱、腸管の描出、心エコー研修では左室長軸像、左室短軸像、心尖部4腔像、心尖部3腔像、心尖部2腔像、大動脈、IVCなどの描出を教えていただきました。
教えていただいたことを活かして実際にERで活用して腕を磨いていきたいです!!

当院に少しでも興味を持ってくれている学生さんはぜひ一度当院の病院見学にいらしてください。実際の空気に触れることで分かることもあると思います。

皆さんとお会いできる日を楽しみにしています!

そして6年生の方は、ぜひ来年一緒に楽しく研修しましょう!!

※写真は一緒にエコー研修を受けてくださった2年目の梶山先生と肋間から描出した僕のIVCです。心窩部からのIVCの描出が難しい場合は肋間からのアプローチが有効なことがあると教えていただきました。

担当:洛和会音羽病院 ジュニアレジデント1年次 石橋幹也