心臓内科研修

心臓内科研修

こんにちは。
初期研修医1年目の齋藤です。

6年生の皆さんは、マッチング試験は終わったものの、卒試や国試の勉強などで忙しい日が続いているかと思います。頼れる先輩になれるよう私も日々の研修に励んでいます。
4・5年生の皆さんも冬休みなどで病院見学をそろそろ考えようかなと考えている時期だと思います。

そこで今回は、音羽病院の心臓内科での研修について紹介したいと思います。

私は現在、心臓内科を研修中で、入院患者さんの診療、救急に運ばれてきた患者さんの診察やカテーテル検査・治療に参加させていただいています。
入院患者さんの主な疾患は、心不全の増悪や急性冠症候群によって救急に運ばれてきた患者さんで、緊急カテーテル治療や内服薬の調整、経過のフォロー、退院の支援など研修医も積極的に関わらせていただいています。
この2カ月間では、たこつぼ型心筋症や、急性心筋炎、急性動脈閉塞症など普段あまり慣れ親しんでいない疾患にも触れる機会があり、多くの経験を積ませていただきました。

心臓内科研修

手技に関しても、動脈穿刺や冠動脈造影を自分が主体となってさせていただいたり、心房細動や心房粗動の患者さんに対して電気的除細動、カテーテル治療後のCV留置や抜管なども経験することができ、毎日新しいことを学んでいます。

循環器のイメージは毎日忙しい、先生が厳しくて怖い…といったイメージがあるかもしれませんが、音羽病院の先生方は全くそんなことはなく、分からないことがあれば初歩的なことから丁寧に教えてくださったり、何度も講義をしてくださったりと優しい先生方ばかりです。

心臓内科研修
このように循環器領域において全て研修できるように、先生方がご指導くださいます。
自分でもエコーの当て方や心電図の見方などは以前より上達した実感があります。

音羽病院の見学を考えている学生さんは、ぜひ循環器も選択肢に入れてみてください。
病院の雰囲気だけでなく1日で多くのことを学べます。

担当:洛和会音羽病院 ジュニアレジデント1年次 齋藤卓也