第50回日本救急医学会総会・学術集会

第50回日本救急医学会総会・学術集会

こんにちは、1年目研修医の若山です。

先日、マッチングの発表がありましたね。
マッチングはあくまで予選。予選を順位で通過したかが重要ではなく、研修医になってからの本番で何位(どのレベル)のパフォーマンスを発揮出来るかが重要です。しっかりスタートラインに立てるように、国家試験を頑張りましょう。

ところで音羽病院にマッチングされた現6年生はこのブログ、もちろん読んでいますよね?
当院を研修先に考えている5年生以下の皆さん、見学時にこのブログを読んでいるというとマッチング時にいい影響があるとかないとか??(何もないですよ)

さて10/19(水)~21(金)に東京で日本救急医学会総会・学術集会がありました。
平日開催ですが公休日を使って学会に参加してきました。
当院は土日の固定休ではなく日曜(祝日)と月~土のいずれか一日という4週8休制です。業務調整さえすれば平日にも休めるのも当院ならではだと思います。旅費と参加費は病院から出していただきました。

第50回日本救急医学会総会・学術集会

今回の会場は新宿の「京王プラザホテル」でした。
新宿は景観保護のある京都と違って高いビルが多く、都会感に圧倒されます。すぐ裏には東京都庁もあり、会場から一歩外に出れば上を見上げてばかりでした。

学会といえば症例報告の発表がメインかと思いますが、今回の学会では症例報告はすべてオンラインで、現地会場では専門家によるセッションのみでした。

学会テーマは「さぁ、これからの50年について話そう」。内容は防衛や気候変動、まちづくりなど普段の医療とは結び付かないようなセッションばかりでした。当院救急科の宮前先生もまちづくりのセッションに参加されており、救急医療の視点から見た住みよい街や今後の課題、今医療機関にできることなどについて専門家を交えながら討論されていました。
そのような壮大なスケールで物事を考えたことがなかったので、とてもよい機会になりました。

今回は学会発表ではありませんでしたが、音羽病院では研修医のうちから積極的に学会発表をさせてもらえます。(山中先生・酒井くんのブログなど参照)
今後は私も発表する側として参加できるよう、日々の診療を頑張っていこうと思いました。

担当:洛和会音羽病院 ジュニアレジデント1年次 若山佑豪