ABC(心肺蘇生)シミュレーション実習

ABC(心肺蘇生)シミュレーション実習

こんにちは。新2年目研修医の石橋です。

日差しの暖かい春がやって来ましたね。表紙の写真は医師更衣室前に咲く桜で、朝からとても癒されています。

音羽病院の新1年生は今、1週間の新卒者合宿研修に行っています。来週からは病院にやって来るので、いよいよ自分が先輩になると思うと身の引き締まる思いです。
自己研鑽に励むとともに少しでも1年生をサポートできるように頑張っていきたいと思います。

さて今回は、先日、ERの宮前先生や当院で初期研修をされた先生方が中心になって企画してくださった、ABC(心肺蘇生)シミュレーション実習について紹介させていただこうと思います。

事前に朝のレクチャーで気管挿管や出血性ショックに対する講義をしていただき本番を迎えました。
1年目2人、2年目1人、看護師1人のチームに別れて、3つのブースを入れ替わりでシミュレーションしました。それぞれのブースの内容は「ASの既往のある方の心不全」「手術部位感染による敗血症性ショック」「アルコール性肝硬変の方の吐血」でした。

特にノルアドを投与しても改善しないショックや、吐血による窒息は今まで経験がなかったので、手こずりながらもとても勉強になりました。シミュレーションとはいえ、周りから見られていると思うと緊張しますね。

ABC(心肺蘇生)シミュレーション実習

ERでは今でも当直に入るたびに新たな経験があり、そこが大変なところであり、勉強になる部分でもあります。いつ直面するかしれない状況に対して、今回のように実践的に学んで備えることができるのはとても有意義なことです。

今回このような機会を用意してくださった先生方にとても感謝していますし、自分も2年目としてこういった勉強会にまた参加したり、開催したりしていきたいと思いました。

そろそろ新6年生の方は志望する病院を絞り始める頃ですね。
既にご存知の方もおられるかも知れませんが、音羽病院は今回のブログのような学びの機会がとても多い病院です。
研修の充実度とともに、1つ上の先輩になる研修医の雰囲気を感じるのもいいかもしれません。
興味を持っていただけましたらぜひ病院見学にいらしてください。

お会いできる日を楽しみにしています!

担当:洛和会音羽病院 ジュニアレジデント2年次 石橋幹也