委員長あいさつ

皆さん、こんにちは。
初めまして。洛和会音羽病院 NST委員長の越田 全彦と申します。
当院総合内科に所属しております。
NSTというのはNutrition supporting teamの略で、日本語で言うと栄養サポートチームになります。医師、歯科医師、看護師、薬剤師、栄養士、歯科衛生士、検査技師、リハビリテーションスタッフ、事務職から構成されています。

NSTの目的は、入院外来を問わず患者さんの栄養状態を改善させることによって治療の効果を最大限に引き出すことです。
口から食事を摂ることが最も望ましいので、患者さんがおいしく満足して食事をしていただけるよう、食形態やメニューを改善することなども活動の内容に含まれます。
そして、点滴・内服薬や注入食の検討も私たちの仕事です。

私は2018年4月からNST委員長を拝命しました。
もちろん、それまでもいち内科医として患者さんの栄養について考えてはきました。しかし、その程度は内科医であれば、誰でもすることです。NSTという栄養のスペシャリストの集団の長として、鳴り物入りで就任するような経歴は何も持ち合わせていませんでした。

当院NST委員の皆さんとお話をさせていただいて、まず私が感じたのは技術部門の皆さんの「熱量」です。しかし、栄養のスペシャリストである彼らは、自分たちの熱意とアイデアから形あるものを医療現場の中に生み出すということに関して「攻めあぐねている」と、私には感じられました。
プロデューサーあるいはマネージャーとして彼らの知識・スキルをうまく方向づけて成果を生み出すことが、栄養に関してはほぼ素人である私に課せられた仕事であると直観しました。

そして就任初年度の2018年、NST委員や関連するスタッフたちは実によく働いてくれました。
その成果は本編にて詳しく紹介していきますので、ぜひご覧ください。

これからも新しいアイデアが生まれたらそれを実現すべくチャレンジし、活動内容をどんどん発信していきます。何卒よろしくお願い申し上げます。

2020年4月30日
洛和会音羽病院 総合内科
NST委員会委員長
越田 全彦