らくわで輝け!外国人介護士! vol.1
日本と同様に高齢化が急速に進むベトナム。介護職のニーズが高まるなか、日本の介護技術を学ぶため、洛和会ヘルスケアシステムの病院、介護施設でも多くの外国人介護士が勤務しています。
今回取り上げるのは…
洛和会音羽病院 5A病棟 グエン ティ ホアさん
2021年7月から同院にてナースパートナーとして勤務
人の助けになる仕事がしたい
母国のベトナムでは、農業やリハビリに関わる仕事に就いていましたが、人の世話をするのが好きで、介護の仕事がしたいと思うようになりました。しかし、介護技術もなく、なかなか介護の仕事に就くことができなかったので、日本で介護技術を学ぶ決意をし、家族を残し単身で来日しました。
ナースパートナーとして病院で勤務
病院では、ナースパートナー(看護助手)として、患者さんの介助や環境整備、配膳などの業務をしています。一番大変なことはやはり “言葉”です。母国で3カ月間日本語の勉強をしましたが、病院ならではの専門用語も多く、初めのうちは苦労しました。しかし、周りの看護師さんたちは、私が理解できるまで何度でも丁寧に指導してくださり、今では業務で使う用語などはほとんど理解できるようになり、安心して働けています。
自信を持って母国に帰れるように
家族を国に残して来日することに不安はありましたが、仕事が終わったら毎日テレビ電話で家族と話したり、子どもたちに勉強を教えたりしているので、家族も私も寂しくありません。これからもっと多くの経験を積み、ベトナムに戻ったときに、自信を持って介護の仕事ができるようにさらに学びを深めていきたいと思っています。
将来の夢を書いていただきました!
病棟師長からみたホアさん
洛和会音羽病院 5A病棟 師長 西山由香里
丁寧に確実に患者さんのケアができるように、日々努力をされています。介護の仕事は未経験でしたが、一つ一つ、スタッフに確認しながら業務を進めることで、確実な技術習得ができていると思います。言語に苦労する場面も見られますが、他のスタッフと協力しながら、一生懸命患者さんへの対応を学ばれていますので、これからもサポートしていきたいと思います。
公開日時 : 2022年10月03日 (月)