小児科研修
- 2022.07.12
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こんにちは。
初期研修医1年目の朝枝です。
本日は、現在ローテ中の小児科の研修の様子をご紹介したいと思います。
小児科研修医の一日は朝の情報集めから始まります。
自分の担当している患者さんを中心に、小児科で入院している患者さんが昨日から変わったことはないか、患者さんやそのご家族、看護師さんから伺って午前8時30分のカンファレンスに備えます。情報を整理し、患者さんのことを知らない先生がいても理解してもらえるよう話をまとめます(まだまだへたくそですが…)。
カンファレンスが始まれば担当している患者さんについてプレゼンし、先生方の話し合いで決まる方針をメモし、検査や薬剤のオーダーをします。カンファ後の採血などの検査は看護師さん任せにせず上の先生にサポートいただきながら、自分で行います。
それが終われば新生児室で新生児たちの診察を行い昨日と違うことはないか、黄染がないか、ミルクは飲めているか、体重変化はどうかなどひとつひとつ丁寧に診察していきます。そして新生児たちの診察が終われば、病児保育に向かいます。
音羽病院の隣の建物に職員家族の病児を預かる保育園があり、その日の病児たちを診察します。それも終われば病棟の受け持ちの患者さんたちの回診に向かい、診察や困っていることはないか伺いに行きます。
以上が一日の流れですが、これらに加えて小児科研修医の大きな仕事としてERを受診した小児のファーストタッチを担当します。
ERで一番多い主訴は発熱で、最近の流行はRSウイルスでしょうか。呼吸が苦しくなっている子供たちを見るのは辛いですが、その子たちが元気になってくれるようどんな方針で診ていくのかを考え、上の先生にプレゼンします。
入院するのか帰宅させるのか見極めるのはなかなか慣れませんが、先生方のフィードバックをいただき成長していくのを感じることができます。
せっかく小児科ローテ中ですので一つご紹介をさせてください。
音羽病院の産婦人科では新生児たちの写真をInstagramで紹介しております! 結構人気のあるアカウントなんですよ! 興味のある方は、インスタID:otowamaternity で検索してください!
最後になりましたが、添付している写真は七夕の夜に医局で寂しく過ごす我々一年目のメンズです(笑)
担当:洛和会音羽病院 ジュニアレジデント1年次 朝枝亮介