海外研修

海外研修

2年目研修医のHです。

私は12月の3週間、フィラデルフィアのThomas Jefferson Universityで野口医学研究所のエクスターンシップ(臨床研修/見学)を行いました。

私は神経内科志望なので、神経内科の外来と病棟業務をメインに見学し、加えてERやtelehealth、複数のラボ見学をさせていただきました。
病棟では新薬レカネマブのアミロイド関連画像異常(ARIA)による痙攣や、CAR-T療法の神経毒性による意識障害などの大学病院ならではの症例があったり、外来ではてんかん、多発性硬化症、movementdisorders、neuromuscluarと専門に特化した医師の診察を見ることができました。

特に印象的だったのがALS患者の専門外来です。
ナースプラクティショナー(NP)が中心となり、神経内科、呼吸器科、緩和ケア科、リハビリテーション科、OT/PT、栄養士などの専門家が集まってチームとなり患者の生活をサポートするカンファレンスを開いており、多職種連携の強さを実感しました。

研修にあたって難しかったのはアメリカの薬の名前です。
Paracetamol、Advil,Plavixなど商品名で呼ばれる薬がいくつかあり、その度に調べる必要がありました。

週末はフィラデルフィアやニューヨークを観光しアメリカ生活を満喫しました。

海外研修

なお海外研修に当たっては音羽研修プログラムディレクターの谷口先生に推薦状を書いていただいたり、他のローテーションとの調整をいただいたりとサポートいただきました。感謝申し上げます。