元茶園の再利用で地域を活性化|京都市大塚児童館

元茶園の再利用で地域を活性化|京都市大塚児童館

当会が運営している京都市大塚児童館は、京都市立大塚小学校の敷地内にあります。そのすぐそばで小学校が運営していた茶園跡を活用し、地域を活性化しようと当館職員が再利用に取り組んでいます。

今回お話を伺ったのはこちらの方々

京都市大塚児童館
(左)係長 清水 亘(しみずわたる)
(右)館長 岩本 隆(いわもとたかし)

有効活用への強い思い

整地のための草刈りの様子

昔は茶の木を植えて活用していたものの、長年荒れ地のまま放置されていたこのスペース。大塚学区の活性化のためになんとかしたいと思い、当館職員が2021年6月から、地元の自治会長や名士の方に相談したり、調べたりしながら構想を練り、草刈りや作物が育つための土づくりなどの整地を行いました。その様子を見て、“本気で何かをやろうとしている”ことが伝わったのか、近隣の農家の方が苗の提供を申し出てくださるなど、徐々に交流の輪が広がっていきました。

支援学校の生徒さんとともに

プランターの廃材を再利用

地元の皆さんと教育機関が連携して地域を活性化させる地域実践活動の一環として、大塚小学校と古くから交流のある、京都市立東総合支援学校の生徒の皆さんが週1回来られ、当館職員とともに苗を植えるなど、地域実践コーナーとして10月から活動を開始。古い木製プランターを再利用して通路を整備したり、作業や会話を通じてさまざまな体験をする学びの場にもなっています。

地域活性化の拠点として

作業の様子

コロナ禍で思い通りに進まないことも多々ありますが、この場が一通り完成したら支援学校の生徒さんや児童館の子どもたちも交えて、地域の方が集う楽しいイベントを開催したいと思っています。ここで育てた野菜を皆さんに持ち帰ってもらいたいですね。
今後も当館が主体となって地域を巻き込み、さまざまな取り組みにチャレンジしながら、地域活性化に努めてまいります。

完成は5月予定、らくわプラスのNewsでお知らせします。

京都市大塚児童館

〒607-8135
京都市山科区大塚野溝町56(京都市立大塚小学校内)
TEL 075(595)2452

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