子育てを楽しむために ペアレントトレーニング

子育てを楽しむために ペアレントトレーニング

ペアレントトレーニング

「どうして何度も同じことを繰り返すの?」「危険な行動をやめさせたいけどどうしたらいい?」など子育て中の悩みは尽きません。子どもを怒鳴って後悔したり、自分を責めたりしている保護者の方も多いのではないでしょうか。洛和会音羽病院では、そんな悩みを抱える保護者を対象にペアレントトレーニングを実施しています。

今回お話を伺ったのはこちらの方!


洛和会音羽病院 看護部 外来棟 副主任
西本 忍(にしもと しのぶ)

専門医認定・資格など

看護師
早期発達支援士
ペアレントトレーニングトレーナー

ひとこと

お子さんとのかかわりに悩んだり、困ったりすることがあれば、一人で悩まずご相談ください。一緒に解決の糸口を見つけましょう。

 

ペアレントトレーニングって?

ペアレントトレーニング(以下、ペアトレ)は、発達障害のお子さんのおられる保護者の方を対象に作られたプログラムです。現在では子育てに関して日常的に直面する悩みを解決し、楽しく子育てができるよう支援するために活用されています。子どもの障害を治療するのではなく、保護者が子どもの行動を理解し、より効果的な対応方法を身に付け、それをご家庭で実践していただきます。言語が発達し始める4歳以上のお子さんがおられる方が対象です。

どんなことをするの?

当院で行っているペアトレは全6回のグループワークです。初めにお子さんのできることと、今実際に困っていることをお聞きします。ペアトレにはいくつかテクニックがありますので、それをお伝えします。そして2週間後にお子さんへの対応を振り返り、うまくいかなかったことはみんなで話し合い、どうしたらいいかを考えます。子どもへのアプローチはそれぞれ違いますので、基本を学んでもらい、ご自分のお子さんにどう応用するかを考えていただきます。

ペアレントトレーニングのメリット

先日参加された4歳のお子さんを持つご夫婦で、こちらの意図が伝わらない子どもに対して、奥さんが感情的に怒ってしまうことに悩まれていました。子どもを怒鳴ってしまった時、ペアトレに一緒に参加したご主人の声掛けによって、奥さんは我に返り、ペアトレで学んだ子どもへの声掛けを実践。そうすると、子どもがすんなりと行動してくれ、自分の関わり方が子どもの行動に大きく影響していることに気付けたそうです。このように、子どもの特性を認めて保護者が声掛けや接し方のテクニックを学び実践することで、子どもを否定することなく本人に応じた次の行動に導くことができ、より良好な関係が築けるようになります。

「共感」を得ることで気持ちが軽く

戸惑いや孤独から育児を楽しめないという相談を受けることがよくあります。ペアトレを受講し、同じ悩みを持つ方たちと話しをして、“共感”を得ることで気持ちが楽になります。私たちは、保護者の方が子育てを楽しみ、そして子どもたちが笑顔でのびのびと成長できるようにサポートしていますので、一人で悩まずにご相談ください。

みんなで学ぶ 親子で育つ にじいろ親子の学習会

にじいろ親子教室

「発達障害って何だろう?」「ほめて伸ばすってどういうこと?」など、テーマに沿って子育て中に抱く悩みや困り事を解決する考え方を学びます。

同じ悩みを抱えるご家族同士で情報交換をしながら、より良い子育て法について考えましょう。

にじいろ親子の学習会の概要
実施日時  第1・3木曜日 午後2時~3時30分
対象 幼児~小学生までのお子さんをお持ちの方。

全6回のプログラムとなっており、全てにご参加いただける方。

費用 資料代として 550円(税込)/1回
持ち物 お子さんの診察券

少人数のグループで、小児科医・看護師・公認心理師がペアトレのテクニックを伝授します。小児科医は医療的目線でアドバイスを行います。

お申込みについて

洛和会音羽病院 小児科外来 TEL 075(593)4111(代)
この学習会に参加をご希望の方は、「こころと発達の子ども相談外来」を受診してください。

動画もぜひご覧ください!

洛和会音羽病院 小児科の診療部長 前田真治が、子どもの悩み、困りに関する窓口「こころと発達の子ども相談外来」をご紹介。

小児科医と共にご家族に関わる公認心理師、看護師、作業療法士、言語聴覚士がそれぞれの分野から行う支援について詳しく解説します。

保育のはなしカテゴリの最新記事

会報誌らくわ

地域の医療機関と洛和会ヘルスケアシステムをつなぐ会報誌

地域の医療機関と洛和会ヘルスケアシステムをつなぐ会報誌「季刊らくわ」

「会報誌らくわ」6月号(2022年6月1日発行)

洛和会SNS公式アカウント

洛和会理事長のメッセージ

洛和会ヘルスケアシステム 理事長 矢野裕典からのメッセージ

救命救急センター・京都ER 10周年特設ページ

救命救急センター・京都ER 10周年特設ページ