安全対策強化! 子ども未来事業部の危機管理シミュレーション研修

安全対策強化! 子ども未来事業部の危機管理シミュレーション研修

安全対策強化! 子ども未来事業部の危機管理シミュレーション研修

子ども未来事業部では、今年度から洛和会ヘルスケアシステムの保育園・児童館他の施設職員を対象に、危機管理シミュレーション研修を始めました。
研修は実際に発生した事故の事例をもとに行われ、参加者はグループワークを通じて施設環境や児童の特性を考慮した対応策を発表し共有します。

今回は「園庭遊具で頭部を強打。出血多量のけが。施設長不在。さあ!どうする?」のお題で、危機管理部職員と救急救命士監修のもと、事例発生時の連携や役割分担を確認しました。

参加者は当該児や職員役に分かれ、実際にシミュレーションをすることで、当該児だけでなく周りにいる子どもたちへの配慮や対応も含め、現場での対応を学びました。

遠方の職員はリモートで参加しました
参加者全員が事故発生時における対策案の発表を行いました
各施設ならではの対策案から、自施設に生かせる気付きが得られた発表

 

対応策を「当該児」と「施設内」に分けている様子
当該児から他の子どもたちを離し、ケアを行っている様子(左奥)
処置を行いながら当該児童の様子の変化を見守る職員役
危機管理部職員による専門的な指導

参加者は「現実的なロールプレイングで多くの学びがあった」「子どもの行動や各施設の環境を想定し持ち帰って対策を検討したい」と、安全意識の向上や情報共有の重要性を再確認しました。

今後も不審者が現れた時や児童が嘔吐(おうと)した場合など、さまざまな状況に応じたシミュレーション研修を予定しています。

職員の危機管理能力を向上させ、子どもたちが安心して利用できる環境を提供するため、今後も取り組んでまいります。

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