洛和若草保育園では、日頃から子どもたちを危険から守るための取り組みを行っています。
その一つとして、2021(令和3)年10月14日(木)に京都府山科警察署、大塚小学校区少年補導委員や防犯推進委員、音羽小学校区自治連合会の皆さん方の協力のもと、当園にて「子どもの安全教室」が行われました。
交通安全教育
まず、京都府山科警察署交通課から、横断歩道を渡るときの注意点など、交通安全のルールについて、イラストを使いながら分かりやすく説明してもらいました。子どもたちは真剣な表情で聞いていました。
防犯対策教育
次は生活安全課から、防犯対策について教わりました。単に「知らない人にはついて行かない」というだけではなく、「知らないおばさんに『かわいい小犬を見せてあげるから来ない?』『一緒にゲームしようよ』と言われたらどうする?」など具体例を挙げ、子どもたちと対話しながら身近に潜む危険について解説していただきました。
お散歩コースの安全チェック
安全と防犯について学んだ子どもたちは、保育士と手をつなぎ、警察署や地域の方に見守られながら近隣へお散歩に出掛けました。実際に散歩コースを園児と歩きながら、「ここは車がよく通るから、しっかり左右を見てから渡ろうね」など、随時交通安全指導を行いました。
地域の方へ感謝を込めて
散歩コースの途中にある「こども110番の家」の場所を確認しました。
そのうちの1軒を訪ね、「いつも見守ってくれてありがとう」の気持ちを込めて園児たちが作ったカードを渡しました。とても喜んでいただき、「お返しに」と手作りの「折りコマ」をプレゼントしていただきました。安全教育を通じて、地域の方との心温まる交流ができ、みんなにっこり。これからもよろしくお願いします。
子どもへの安全教育の大切さ
氏名
洛和会若草保育園
係長 保育士 大藏 晴菜(おおくら はるな)
以前から安全に関する声掛けは常に行っていますが、専門の方に話していただいたことで、子どもたちの心により響いたようです。この取り組みをきっかけに、横断歩道を渡るときに自分から手を挙げるようになったり、警察の方から聞いた話を保育士に話したりするようになりました。
子ども向けの防犯教育としては今回が初めての取り組みです。今はまだ年齢が低いので完全には理解できていないかもしれませんが、子どもたちなりに安全についての意識が少し芽生えたようです。
地域との絆で子どもたちを守る
今回の取り組みにより、地域の方々に当園を知ってもらい、安全教育にご協力いただいたことで、「地域で子どもたちを見守っていく体制」が強化されたと感じています。
今後も皆さんにお力添えいただきながら、園児たちが安全で健やかな毎日を送れるよう努めてまいります。
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公開日時 : 2021年11月24日 (水)