2021年10月、洛和会音羽病院 院長に就任した感染症科 部長 神谷亨 医師。地域と密接な連携をとりながら急性期を中心に高度な医療を提供し続ける洛和会音羽病院を取り仕切り、「コロナ禍の医療」と闘う毎日。そんななかでも笑顔を忘れない院長 神谷に、仕事、そして人生において大切にしている自身の「7つのルール」を聞きました。
今回お話を伺ったのはこちらの方!
洛和会音羽病院 院長 神谷亨 「セブンルール」
1 知識と技術だけでなく人格を磨く
人生の目的は、様々な経験を通じて魂を磨くことにあると考えています。知識と技術の研鑽に加えて、人格を一生かけて磨いていきたいと思います。
2 愚かさの自覚(知っているつもりにならない)
自分は分かっている、自分は正しいと思って無理に行動したために、折角作ろうとしていたものが途中でだめになったり、人間関係が壊れていったりする失敗をたくさん経験してきました。自分は何でも知っているわけではない、自分は判断を誤る場合があることを素直に自覚し、相手を理解しようと努めると、響働できることが多いように思います。
3 恩恵の自覚
自分が、今日仕事をでき、生活できるのは、数限りない人々の支えや自然の恵みがあってこそです。それら全てに感謝の気持ちを持ち、少しでもそれに報いることができるように努めたいと思います。
4 忍土の自覚
生きるということは、自分の思い通りにならない、耐え忍ばなければならない、乗り越えなければならないことが生じるものであり、それらを全て避けることはできないことを自覚するようにしています。
5 肉体の癒しに加えて心の癒しが提供できる医療者になる
科学万能主義、物質至上主義の傾向のある世の中であるからこそ、私たちは医療者として薬や手術による肉体の癒しに加え、やさしさ、思いやりを大切にした心の癒しを提供できる医療者になりたいものです。
6 職員に積極的にあいさつをする
全ての職員の皆さんにお世話になっていることに感謝し、朝は「おはようございます」、夕方は「お疲れ様です」のあいさつを積極的にしたいと思います。
7 週に1回は新しい手料理に挑戦する
スマートフォンのアプリを見ながら、手料理に挑戦するようになりました。最近は、ハワイ料理である「ロコモコ」を作りました。娘においしいと言ってもらえたので、調子に乗っている今日この頃です。
公開日時 : 2022年01月11日 (火)