透析患者さんを多職種でサポート|洛和会音羽記念病院の取り組み

透析患者さんを多職種でサポート|洛和会音羽記念病院の取り組み

洛和会音羽記念病院は、高度なシャント技術を備えた、透析治療を中心とする腎疾患総合病院です。当院では、患者さんやご家族のニーズを汲み取り、少しでも負担を軽減するために多角的な支援を行っています。

透析患者さんにとっての“最善”を実現するために

退院後も安心して生活や通院ができるように

医師から退院許可が出たら、紹介元の医療機関や居宅介護支援事業所のケアマネジャーと連絡を取り、退院後の通院のための情報提供や、スムーズな生活に必要な福祉サービスの調整をします。また、在宅生活が困難な方には洛和ヴィラアエルなどの療養施設への入所支援も行っています。定期的にカンファレンスを実施し、医師や看護師、薬剤師、リハビリスタッフなど多職種で連携することで、治療や服薬、歩行など、患者さんの状況を正しく把握するよう努めています。

個々の状況に合わせた通院支援

身体面だけでなく、金銭面やご家族のサポートなど、お一人お一人の社会的背景が異なる中で、どの方法がベストなのか、患者さんの希望に寄り添いながら提案しています。住み慣れた地域で暮らしながら、少しでも快適に通院していただけるよう、これからも支援を続けてまいります。

重症化を予防するために

透析中の運動指導で活動的な生活を

当院の運動指導は、単なる透析中の運動促進ではなく、フレイル・サルコペニアの進行防止や改善を目的としており、理学療法士による身体機能の評価、作業療法士による認知情動評価に加え、言語聴覚士による摂食機能の評価も行っています。それらの結果を踏まえ、医師の指示のもと、個々の患者さんの状態に応じた「テーラーメードの運動プログラム」を提供しています。まずは私たちと一緒に運動をスタートし、「やってみたら意外と一人でもできる」につながるよう支援します。継続的な運動は低栄養や貧血の改善、透析効率の向上にも有効といわれています。一緒に頑張りましょう!

新しいエックス線骨密度測定装置を導入

透析患者さんは、骨粗しょう症になりやすい傾向があるため、定期的に骨密度の検査が必要です。測定は痛みもなく、2分程度で終わる負担の少ない検査です。体の状態を正しく知り、骨粗しょう症などの予防や改善へお役立てください。

透析生活を少しでも快適に

透析室にWi-fiを導入!

透析受療中の時間を有効にご活用ください。

送迎支援サービス

お困りでしたら、お気軽にご相談ください。

ライフスタイルに合わせて受療可能

早朝7:30から夜は24:00まで対応しています。

透析治療の基礎知識をわかりやすく動画で解説しています!

お問い合わせ

洛和会音羽記念病院
TEL 075(594)8010(代)

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