未来の健康は今からつながっている!保健師の活動
看護師の資格を有し、当会の健診センターで活躍する保健師。健診の受診者や働く人々のヘルスリテラシー※を高め、病気の予防や健康寿命の延伸に尽力しています。今回はその中でも大きく2つの業務をピックアップして紹介します。
※ヘルスリテラシー…健康や医療に関する正しい情報を入手し、理解して活用する能力
特定保健指導
特定健診の結果に基づき、生活習慣の改善が必要な40~74歳の方に食事や運動、禁煙など、さまざまな切り口で指導を行います。
生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して指導を行います。指導内容は、その方の仕事内容や生活背景にも
留意し、数値を見ながら対象者が継続できる内容を考えます。
健診に来られた当日は、健康維持に対して意識が高まっているので、指導の効果もより得られると感じています。「指導」と聞くとなんだか身構えてしまいますが、皆さんに寄り添い、健康へのサポートを行いますので、少しずつ改善していただければと思います。
健康診断後、過去の健診歴や当日の結果に基づいた面談を行い、発病のリスクを早期に発見し、早期治療につなげる「ワンストップヘルスケアサービス」も!
※協会けんぽ加入者対象
職場における健康講座
協会けんぽに加入している事業所を対象に、病気の予防や健康維持・増進に向けて開催。食事や運動、睡眠、口腔ケア、感染症、メンタルヘルスなど、テーマごとに楽しみながら学べる参加型の講座です。「禁煙」の講座を受けた後、会社全体の課題として捉え、まずは禁煙の時間帯をつくる取り組みを始めた企業さんも。禁煙してもらえるのが一番うれしいですが、まずは講座をきっかけに関心を持ってもらえればと思っています。なるべく「〇〇しましょう」と言わず、「〇〇すると、こんなにいいことにつながるんですよ!」と伝えるように心掛けています。
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公開日時 : 2023年03月03日 (金)