マスク着用率アップを目指して!Let’s マスク体操

マスク着用率アップを目指して!Let’s マスク体操

マスク着用率アップを目指して!Let’s マスク体操

洛和会ヘルスケアシステム 介護事業部では、利用者さんのマスク着用率を上げるための取り組みとして「マスク体操」を考案しました。

介護事業部 看護部 リハビリテーション課 課長 小森 健太郎

利用者さんの健康を守るために

高齢者は感染症に対する抵抗力が弱く、新型コロナウィルス感染症やインフルエンザなどに感染してしまうと重症化するリスクがあります。ですが、認知症の症状のある方など高齢者はマスクの着用が難しいこともあります。そこで、利用者さんにマスクを無理やり着けてもらうのではなく、自ら着けたくなるような動画を作成することにしました。

健康増進と感染対策の一石二鳥

介護施設では、体操を毎日行っているので、そこに取り入れたら自然とマスクが着けられるのではと考え、介護事業部の複数の職員でチームを組んで「マスク体操」を考案しました。子どもたちが参加することで、利用者さんの興味を引くことができるのではと考え、京都市大塚児童館の子どもたちに協力いただき、動画を作成しました。元気に体操をする子どもたちを見ながら、楽しみながら体操とマスク装着の啓発ができる一石二鳥の動画が完成しました。

“楽しく健康維持”を目指して

マスク体操のDVDを事業所に配布して、日々の体操に取り入れてもらっています。 普段、多くの事業所をラウンドしていますが、利用者さん自身がマスクを正しく装着したり、他の利用者さんにマスク着用を勧めたりする場面に遭遇することがたびたびあり、マスク体操が啓発に役立っていると感じています。また、職員から利用者さんが楽しんで体操に参加し、動画の子どもたちを見て喜ばれていることを聞くと、私もうれしく思います。

10月22日に開催された洛和メディカルフェスティバルin洛和ホームライフ音羽でも、利用者さんやご来場いただいた地域の皆さんと一緒にマスク体操を実施し、交流の機会になりました。

今後は、このマスク体操の動画を当会の介護施設だけでなく、日本中の介護施設や保育園など、多くの方に広めていきたいと思います。

この体操が感染症対策の一助になれたら

「マスク体操」を作詞・作曲:介護事業部 介護の相談窓口 係長 梶原幸治

「新型コロナウィルスやインフルエンザなどを予防するため、利用者さんのマスク着用率を上げる何か良い方法はないか?」と相談を受けた時、もともと趣味で作曲していたこともあり、「マスク着用を促すような歌を作りたいです」と提案しました。その日の帰りのバスの中で思いついた歌詞を、スマートフォンに入力して鼻歌でメロディーを作成。小森さんが歌に合わせて体操を作ってくださり、京都市大塚児童館の子どもたちが動画撮影に協力してくれてこの動画が完成。

洛和メディカルフェスティバルなどのイベント会場でも、たくさんの方が「マスク体操」をして下さっていました。楽しみながらマスクの着用を意識してもらえていることを実感し、「この曲を作って良かったな」と思う瞬間でした。

「誰もやったことがないことをする」ということをモットーに、今後も楽しいことを企画していくことができたらと思います。

マスク体操はこちらからご覧いただけます!

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