～利用者さんの快適なおむつライフを～アテントマイスター・プロ研修を実施

～利用者さんの快適なおむつライフを～
アテントマイスター・プロ研修

洛和会ヘルスケアシステムのグループホームで、アテントマイスター・プロ研修を実施しました。この研修は、2017年から紙おむつメーカーの大王製紙株式会社が、紙おむつの正しい使い方や排せつに関するアドバイス、提案、サポート方法について正しい知識を習得することを目的に実施されているものです。同社から講師をお招きし、講義と実技指導を受けました。

座学では、排尿の仕組みや基本姿勢、排せつのメカニズム、尿失禁の種類などについて学びました。その後、実際におむつを使って実技指導を受けました。

実演を交えておむつの正しい装着方法からサイズの選び方、尿漏れを防ぐ方法などを教えていただき、グループごとに順番に患者役をしながら演習を行いました。

テープの止め方にもコツがあり、ほんの少しのことで体の動かしやすさなどが変わります。

実技演習後は筆記テストです。講義の内容と実技で行ったことを思い出して問題を解きます。

最後は実技テスト。おむつのあて方のチェックポイントであるテープの止める順番や体へのフィット感など計10項目について採点をします。

試験の結果は…

今回受講した16人すべてが合格！講師の方から賞状とアテントマイスターPROのピンバッジを授与されました。
筆記・実技にテストを経て認定書を授与していただきました。

今回研修に参加した職員は、「研修でおむつを装着し、不快感を体感しました。今後は利用者さんの気持ちを理解した上でより良いケアができるようにしていきたい。また、事業所全体でも学びを共有しようと思います」「研修を受けて自身のケア方法の間違いに気付けました。利用者さんに快適に過ごしてもらえるように学んだことを生かしていきたい」とコメントしました。

排せつは、人が生きていく上で欠かせない行為ですが、使用には利用者さんへの配慮が重要なポイントとなります。洛和グループホームでは、自尊心を傷付けることなくかつ、快適に過ごしてもらえるような排せつケアを目指して、全事業所の職員の資格取得を目指してこの研修を進めてまいります。