リハビリを中心に自宅での生活を支える 洛和デイセンターウラノス

リハビリを中心に自宅での生活を支える 洛和デイセンターウラノス

今年の7月に開設した洛和デイセンターウラノス。実生活に沿ったリハビリを行い、自宅で安心して暮らしていただけるように支援しています。利用者さんが楽しく過ごせるよう、職員が取り組む姿をご紹介します。

洛和デイセンターウラノス 施設概要

■施設区分:デイケア(通所リハビリテーション)
■対  象: 要支援1~要介護5
■定  員:40人
■営  業  日: 月~金曜日  ※年末年始(12/31~1/3)を除く

生活に直結したリハビリを

デイケアでは、ご自宅での生活に直結したリハビリを行います。当事業所を利用前にリハビリスタッフがご自宅にお伺いして、室内の段差計測と生活をする上での問題点の洗い出しを行い、リハビリの計画書を作成します。その計画書に基づいて個別に歩行訓練や昇降台、機械を使ったリハビリを実行しています。動作の一つ一つをリハビリと捉え、運動に苦手意識のある方にも意欲的に取り組んでいただけるよう会話を楽しみながら実施しています。

自身の経験を生かして

園芸学校を卒業後、種苗屋で働いた経験を生かし、利用者さんの希望を聞きながらいろいろな作物を育てています。園芸好きの利用者さんも多く、気候のいいときには水やりや収穫などのお手伝いをしてもらうこともあります。夏には6キロの俵スイカができたので、夏祭りにみんなでいただきました。利用者さんが来られた朝一番の表情や歩行状態など、ちょっとした変化を見逃さないようにし、リハビリ職などと情報共有して支援につなげるよう心掛けています。

利用者さんの声を取り入れたレクリエーション

レクリエーションは、職員が日替わりで担当し、脳トレやカラオケ、ゲーム、創作活動などを行っています。感染防止対策を行いながら、できるだけ利用者さん同士がコミュニケーションをとれるよう工夫しています。集団体操は、午前と午後に1回ずつ実施。利用者さんにいつまでも元気に過ごしていただけるように、私たち職員も一緒に楽しみながら身体機能の維持・向上をお手伝いしていきたいと思います。

会話を大切に

当事業所の利用を検討されている方の見学や申し込みなどに対応しています。また、利用中の方に対しても日々の会話の中で困り事などを聞き取り、ケアに反映できるように努めています。相談業務だけでなく、介護職として利用者さんのケアにも関わっているので、本音でいろいろなお話をしていただける関係性が築けるように支援をさせていただきます。

その方にとって最善の支援を

洛和デイセンターウラノスが開設して5カ月経ち、利用者さんやご家族にも名前を覚えていただきました。真新しいカラフルなユニフォームに「フロアもみんなも明るくなったね」と声を掛けてくださることも。当事業所では、食事、入浴、介護そして何よりも、利用者さんお一人お一人のADL(日常生活動作)維持向上のためのリハビリに力を入れ、一日でも長く在宅生活が継続できることを願いながら、“寄り添える施設づくり”を目指しています。「瞬(とき)を共に生きる」そんな言葉を大切にし「今日も一日楽しかった」と言っていただけるよう利用者さんを笑顔でお迎え、お送りし、初心を忘れずスタッフと共に努めてまいります。

お問い合わせ

洛和デイセンターウラノス
〒613-0916 京都市伏見区淀美豆町1133
TEL 075(633)6010(代)

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