洛和会音羽病院で第4回心臓疾患症例検討会を実施
2月29日、洛和会音羽病院 心臓内科主催の「第4回 心臓疾患症例検討会」が同院にて行われ、山科区だけでなく伏見区や大津市などを含む地域のクリニックから9人の先生方にご参加いただきました。
まずはじめに 院長 神谷 亨が開会のあいさつを述べた後、副院長 兼 心臓内科 部長 横井 宏和 が座長を務め、検討会を進行しました。
当院から5人の医師が、それぞれのテーマに基づき、実際に当院で対応した症例を挙げながら発表しました。
演題1.
洛和会音羽病院 心臓内科 シニア・レジデント1年次
山中 宏高(やまなか ひろたか)
演題2. 当院でのIVL使用症例
洛和会音羽病院 心臓内科 医員
太田 悠太郎(おおた ゆうたろう)
演題3. 当院での心アミロイドーシス診療について
洛和会音羽病院 心臓内科 医員
山﨑 真也(やまざき しんや)
演題4. 当院におけるCLTI診療
洛和会音羽病院 心臓内科 医長 京都下肢創傷センター 兼務
柳内 隆(やなぎうち たかし)
演題5. ACS診療における最新の脂質降下療法
~当院でのACS脂質管理フローの導入・取り組み~
洛和会音羽病院 心臓内科 医長
伏村 洋平(ふしむら ようへい)
各演題発表後に質疑応答の時間が設けられ、参加されたクリニックの先生からは、治療後の患者さんの経過観察において注視すべき点や、処方に関することなど、多数のご質問や貴重なご意見をいただきました。
今回の講演者5人を含む 心臓内科 医師12人も交えながら、活発なディスカッションが行われ、先生方からの質問に応えました。
最後に、洛和会音羽病院 不整脈科 部長 万井 弘基が閉会のあいさつとして、「コロナ禍でここ数年対面での実施が難しかったのですが、やっと開催することでき、先生方に実際にお会いしてこのような活発な意見交換ができたことに感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします」と締めくくりました。
洛和会音羽病院では今後も地域のクリニックの先生方と研鑽の場を持ちながら協力・連携し、患者さんにより良質で最適な医療を受けていただけるよう努めてまいります。
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公開日時 : 2024年03月07日 (木)