雛祭る 節供になりて 春の雪 正岡子規
まだまだ寒い日が続いており、暖房が恋しい毎日ですが…
展示物が変わっているっ!?
洛和会音羽病院のC・D棟渡り廊下に展示されている洛和若草保育園の園児たちの作品が新しくなりました。
おひな様ですね。春が近づいています。
今回も解説付きです。昔の「左方上位」にしたがって並べているそうです。
よく見ると装飾が子どもの手形。笑顔のおだいり様とおひな様に、子どもたちの強い生命力を感じます。
なお、台紙には舞扇用の紙を加工し用いております。株式会社 坂東 さまが製造される扇子地紙を加工したのですが、「医療従事者への感謝と子どもたちの笑顔のために」と加工にご承諾いただきました。ありがとうございます。
ひな人形は元々「形代」(陰陽師が使う人型の紙やワラ人形の仲間)であり、病気などを身代わりに受け、けがれを払うもの。家庭では女の子の健康を祈る親心で飾るものですが、子どもたちが飾ってくれたこのおひな様たちは、その力で患者さんや私たちを守ってくれるかもしれません。
公開日時 : 2022年02月28日 (月)