洛和会京都厚生学校 副校長が公共図書館で講演

洛和会京都厚生学校 副校長が公共図書館で講演

洛和会京都厚生学校 副校長が公共図書館で講演

8月20日、京都市醍醐中央図書館開館25周年記念事業の一環として洛和会京都厚生学校の副校長 三森佳奈が「地域と看護」をテーマに講演を行いました。地域住民や、看護学校への進学を検討している学生の方など20人にご参加いただきました。

前半は、“近代看護教育の母”と呼ばれているフローレンス・ナイチンゲールの生涯やナイチンゲール誓詞について、自身が看護師を目指していた頃に感じた思いなどを交えて話しました。

後半は、洛和会京都厚生学校の教育制度や強み、学生たちの様子などを紹介。グループ内の病院や介護施設などで、よりリアルな実習が行え、自分の働く姿が想像しやすいことや、マスクやゴーグルの着用を徹底して、実習前には学生自らPCR検査を実施し、万全の状態で実習に臨んでいることなどを話しました。そして、「本校が看護師を育てる教育の拠点としてさまざまなことを発信していきたい」と締めくくりました。

質疑応答では、「看護師の男女の役割の違いは?」や「学校と臨床現場のギャップをどう埋めるのか?」などたくさんの質問が寄せられました。「看護師へのメンタルケアの方法は?」という質問に対しては、 「“チューター制度”を導入し、教員が一人一人の学生の変化に気付けるような仕組みを作りケアをしている。また、スクールカウンセラーも配置して相談しやすい環境を整えています」と回答しました。

講演後のアンケートでは、「看護の道を目指しているわたしにとって、ナイチンゲールの看護についての考え方や看護師の仕事を知ることができ、とても勉強になった」や「医療における看護の役割の重要性について、大変分かりやすく学ぶことができた。看護なくして、医療が成り立たないことがよく分かりました」など感想をいただきました。

洛和会京都厚生学校は2025年に新築移転を予定しています。教員・職員とともに話し合いを重ね、地域に開かれた学校作りを進めています。

 

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