病院と介護事業所の連携を強化
MSWとケアマネが合同勉強会を開催
洛和会ヘルスケアシステムの5病院の医療ソーシャルワーカー(MSW)と居宅介護支援事業所のケアマネジャーが、連携を強化するべく合同勉強会を開催しました。12月12日は丸太町エリア、13日は音羽エリアでそれぞれで実施。
第1部は、MSWから「介護との加算連携・病棟区分等について」、ケアマネから「仕事と介護におけるケアマネジャーの役割とWSCの創設」について発表を行いました。WSCとは、ワークサポートケアマネジャーのことで、2022年に創設された新たな資格です。仕事をしながら家族の介護をしている人を支援するスペシャリストで、介護者の離職防止の一助となる職種です。当会のケアマネジャーの一人がその資格を取得しており、今後の活躍が期待されています。
第2部では、事業所紹介をしたのち、テーブルごとに“医療介護連携”や“今さらですが聞きたいこと”などテーマを決めてグループディスカッションを実施。MSWからは、「こうして顔の見える関係を築くことで、踏み込んだ話ができ、スムーズな退院支援につながっている」ケアマネからは、「病院でレスパイト入院を受け入れてもらえて助かっている」「コロナ禍で病院内の見学ができず視覚的情報を得られる機会が減ったが、対面でカンファレンスを開催できることは、専門職の意見が聞ける貴重な機会となり、ケアプランの作成に非常に役立っている」などの意見が聞かれました。
医療と介護における連携の必要性が高まるなか、退院支援を担うMSWと在宅支援の窓口となるケアマネジャー。コロナ禍で、顔を合わせて話をする機会が減っており、こういった機会を設けてコミュニケーションを図ることは貴重で大変有意義な時間となりました。
今後も法人内の連携を密にし、スムーズな退院支援ができるよう努めてまいります。
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公開日時 : 2022年12月19日 (月)