産婦人科 医師 野溝万吏が論文で学術賞を受賞
洛和会音羽病院 産婦人科 医長 野溝万吏が京都医学会雑誌(第69巻1号)に発表した腹腔鏡下手術の有用性に関する論文が学術賞(症例報告賞)を受賞しました。これは、同論文の学術的貢献が高く、業績が顕著であったことが認められ、京都府医師会より表彰を受けたものです。
今回、学術賞を受賞された野溝医師にお話を聞きました。
受賞について率直な気持ちをお聞かせください
論文作成に慣れておらず、かなり苦労しましたが、思いがけず賞をいただくことになり驚いています。内容としては、まれな合併症に関する検査画像や術中写真など視覚に訴える分かりやすいものであったので、それが受賞理由かと考えています。
診療に当たり心掛けていることは?
私は「難しい選択ですね」とか「悩ましいですね」というようなことをよく言います。それは、どんな選択にもメリット・デメリットがあるからです。患者さんと一緒に悩んで治療を進めていくという姿勢を大切にしたいと思っています。
今後の目標をお願いします
産婦人科スタッフの中で勤続年数からは古参に入るようになってしまいました。「この先生、知ってる!」という顔の広さ(?)を生かして、他科や他職種との連携で力を発揮したいと思います。
患者さんの気持ちを第一に考え、日々診療にあたる野溝医師。今後ますますの活躍に注目です!
関連コンテンツ
この投稿をInstagramで見る
公開日時 : 2022年12月28日 (水)