廃材をリハビリで再利用!~洛和会音羽病院 リハビリテーション部の活動~
洛和会音羽病院 リハビリテーション部では、院内から集めた廃材を利用してリハビリテーション(以下、リハビリ)の道具を制作し、現場で使用しています。
薬袋で指先のリハビリ
色んなものがリハビリに利用されています!
薬袋では難易度が高すぎる患者さんには、病院内で回収した新聞紙を使います。破ったり、ちぎったり、丸めたりして指のトレーニングを行います。
栄養管理室でゴミとして扱われるラップの芯は、車いすのブレーキの補助具に。患者さんの体格や力に合わせて長さを調整しています。
また、福祉用具をレンタルしている会社のウエルネットからは、杖やシルバーカーなど、レンタルに該当しなくなったものを譲り受け、利用しています。
アイデアで再利用!
本来であれば捨ててしまうものを再利用するこの取り組みは、多職種の理解と協力があって成り立っています。
地球に優しいエコの面はもちろんですが、まずは患者さんのリハビリが順調に進むことを一番に願い、今後もいろんなアイデアで不要になった資材を利用していきます!
公開日時 : 2021年11月01日 (月)