生き方探究・チャレンジ体験 病院の仕事にチャレンジ!
5月30日~6月2日の4日間、洛和会音羽病院と洛和会音羽リハビリテーション病院と洛和会資材センターでは、京都市立音羽中学校の生徒を対象とした「生き方探究・チャレンジ体験」を実施しました。
「生き方探求・チャレンジ体験」とは京都市が推進している事業で、職場体験を通し中学生が自ら学び、考える力などを身に付けることを目的としています。
この体験や職員との会話を通して、病気や治療、退院後の生活などに対する患者さんの気持ちを考えるきっかけとなればと考えています。
1日目 洛和会音羽病院 栄養管理室でチャレンジ体験!
5月30日は、管理栄養士の仕事を体験し栄養素の計算など、栄養管理について学びしました。
2日目 洛和会音羽病院 救命救急室・CE部でチャレンジ体験!
5月31日は、救急救命士と臨床工学技士の仕事にチャレンジしました。
救急救命室でストレッチャーの使い方を学ぶ
ストレッチャーは人を乗せるだけでなく、外傷などがひどくならないよう固定することもできます。
頭をしっかりと固定する方法や、少ない力で人を持ち上げられる固定方法などを学びました。
車いすにもなるストレッチャー!
ストレッチャーは車いすにもなります。
実際に乗って患者さんの視点も体感しました。
救急救命士から心臓マッサージを学ぶ
手の使い方や呼吸器の使い方を学び、大人を想定した心臓マッサージを体験しました。
子どもや赤ちゃんを想定した心臓マッサージも行いました。
大人を想定した時よりも力加減が難しい様子でした。
救急救命士に心臓マッサージのリズムをとってもらいながら、だんだんとコツを掴んでいきました。
CE部の仕事をチャレンジ体験!
臨床工学技士から医療機器の安全確保などについて学びました。
3日目 洛和会音羽リハビリテーション病院 リハビリテーション部・洛和会音羽病院 臨床検査部でチャレンジ体験!
6月1日は、理学療法士・作業療法士・臨床検査技師の仕事にチャレンジしました。
理学療法士の仕事を体験!
病気や怪我により、日常生活に支障を来した方々に対して、起き上がり、立ち上がり、歩行などの基本的な動作能力の回復を図るリハビリテーションを体験しました。
作業療法士の仕事を体験!
作業療法士の仕事は、食事や身だしなみ、トイレ、着替え、入浴などの日常生活動作の回復を図るリハビリテーションを目指します。
毎日の生活に必要な動作が安全に楽にできるように練習を行います。機能向上はもちろん、動作方法の変更や道具の使用・環境の調整なども行い獲得を目指します。
臨床検査技師の仕事を体験!
臨床検査技師から、人体から採取した尿・血液・組織などの検体を調べる事を学びました。
4日目 洛和会資材センター・洛和会音羽病院 看護部でチャレンジ体験!
6月2日は、洛和会資材センター・看護師の仕事体験しました。
資材センターの仕事を体験!
洛和会資材センターは医薬品・診療材料などを扱う部署です。
医薬品・診療材料の出庫や管理方法について学びました。
看護師の仕事を体験!
患者さんとの接し方などを学びました。
将来は看護師になりたいという思いを持つ生徒たちは、看護師の話をより真剣に聞いていました。
院長からのお話
洛和会音羽病院の院長である神谷 亨医師から、病院にはさまざまな職種の人が働いており、医師や看護師だけでなく他職種が連携し患者さんを助け・支えていることなどについてお話を聞きました。
生徒たちにとって、実際の医療現場での学習は貴重な経験となりました。
洛和会音羽病院は今後も京都市が推進する「生き方探究・チャレンジ体験」に協力し、子どもたちの成長を応援してまいります。
公開日時 : 2023年06月20日 (火)