4年ぶりに「職員子ども職場見学会」が実施されました!

4年ぶりに「職員子ども職場見学会」が実施されました!

4年ぶりに「職員子ども職場見学会」が実施されました!

8月5日、洛和会丸太町病院、洛和会音羽病院、洛和会音羽記念病院、洛和会音羽リハビリテーション病院 洛和会東寺南病院、洛和グループホーム太秦にて「職員子ども職場見学会」が実施されました。

この見学会は、親の職場見学を通して親子の交流を図る一助として始まった取り組みです。今回は4年ぶりの実施ということもあり、これまでで最も多い76人の子どもたちが参加しました!

子どもたちは施設の見学や、職業体験のワークショップを通して医療現場の職業観を育み、親の職場を実際に見ることで親の仕事への理解を深めました。

洛和会音羽病院と洛和会音羽記念病院で行われた見学会の様子を一部お届けします。

【放射線部】

撮影された物は何かな?

布に包まれた謎の物体をX線撮影すると…人の形が!さらにCT撮影すると…「ん???」「ごつごつしてる!」「置物??」と子どもたち。答えは「ビリケンの置物」でした!
子どもたちはX線撮影やCT撮影について楽しみながら学びました 。

【腎臓内科】

看護師に透析に使う器具を見せてもらっている様子

「透析室には腎臓が十分な機能を果たさなくなった患者さんが、体内の老廃物や過剰な水分を機械を使って取り除くために一日に300~400人ほどの患者さんが通院しているんだよ。」透析室の設備や患者さん一人一人に合わせた器具がたくさん保管されているところを見学しました。

【腎臓透析外科】

帽子、ガウンを着用し「いざ、手術室へ!」
手をかざしても影が出ない!と不思議がる子どもたち

普段ここで手術が行われていると聞いてドキドキ!子どもたちの緊張感が高まります。子どもたちは医師が使用する”足で高さが調整できる椅子”に座ったり、手術中の手元に影が入らない特別な照明を確認するなど、手術室には患者さんの命を守るために工夫された設備が整っていることを知りました。

【薬剤部】

お菓子を使って自分だけのお薬を作っているところ
ぴったり4gの計量チャレンジ中!

調剤室には800種類ものお薬があり、その数に「へぇ~!!」と目を丸くする子どもたち。ここではラムネやチョコレート菓子、ジュースをお薬に見立て、お薬を梱包する機械に入れて自分だけのお薬を作る体験をしました。薬の袋には子どもたちの名前が記載されており、子どもたちは自分専用のお菓子のお薬に大喜びの様子でした。

【救命救急センター・京都ER】

救急車を見学する子どもたち
「これは治療や処置の優先順位をつけるためのものなんだよ」

【臨床検査部】

腕に超音波エコーを当てて手の動脈を見ている様子

【リハビリテーション部】

寝た状態の患者さんも乗ることができる特殊な車いすを体験
手が上がらない人が使えるくしってどんなくし?

【CE部】

はじめて見る内視鏡の先端の動きに目が離せない子どもたち
模型の中が映し出されたモニターに釘付けの子どもたち

【アイセンター】

目の診断に使うさまざまな機器を体験しました

【親の職場】
施設の見学や職場体験を終えた子どもたちは、お父さんお母さんが実際に働いている職場へ。
同僚の方々から子どもたちとそのお父さんお母さんへ、温かい歓迎の言葉が掛けられました。いつも職場では見られない親の顔をした同僚に、これまで以上の尊敬や理解が生まれたようでした。

機器はどれも目新しく、興味津々の子どもたち
血が流れる音ってこんな音なんだな…

参加した子どもたちからは「お父さんの仕事姿が見れてうれしかった」「薬剤部の仕事に興味を持った」「救急車に初めて乗って楽しかった」「手が自由に動かない人に対して自分ができる事をしていきたいと思った」など、さまざまな感想が寄せられました。

当会は今後も職員家族の絆を深めていけるよう、このような取り組みに力を入れてまいります。

公開日時 : 2023年09月01日 (金)

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